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首都直下型地震はいつ起きてもおかしくない!
と2016年の何年も前から様々な予想と憶測が2062年未来人やら
村井教授に早川教授など入り交じった情報が錯綜していますね。
各地方での地震は現在でも頻発しているものの、
首都圏での大地震は一体いつ起こるんでしょうか??
今回は首都直下型地震が2016年に起こる確率は??
最新の政府見解と共にお届けします。
首都直下型地震はホントに起こる?!意外と来ないかもしれない大地震
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首都直下型の大地震は80年~100年周期で起こると推測されていて、
1923年の関東大地震から考えると今起きてもおかしくない状況なんです。
さらにマグニチュード8クラスの大地震は
約200年周期で発生すると考えられてますが、
関東地区でM8以上を記録した元禄関東地震が1703年。
関東大地震までの周期は約220年ですから、
同じ周期でM8クラスが起こるとすれば
次の大地震は2140年前後じゃないかと予想されます。
また関東大地震の場合はフィリピン海プレートが原因で発生した
プレート境界型の地震でした。
このプレート境界型地震は発生周期が200年~400年と非常に長いスパンで発生するので、
2016年近辺に起こる可能性は5%以内ではないかと見られています。
首都直下型地震が起こる確率は?/最新の政府見解
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じゃあ今のところ大丈夫じゃないか・・・って事ですが
あくまでM8以上が予想されるプレート境界型の話。
今回政府が危惧している首都圏の地震は直下型なんです。
直下型M7クラスの大地震はいつ起きてもおかしくない状況。
政府の見解でも首都圏でM7以上の地震が発生する確率は、
今後30年以内で70%と発表されています。
首都圏の範囲は1都6県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県)の南関東全域を指してます。
この範囲で震源地を考えると、今後起きないと考える方が非現実的。
今回2016年4月に起きた熊本地震のように
大地震が起こる可能性が低いと思われていた地域でさえ
もはや安心とは言えない状況なのです。
ただし30年で70%という数字は1703年の元禄関東地震から
1923年の関東大地震までに起きた直下型地震の発生周期を単純に平均化したもの。
あくまで目安の期間であり、
実際に30年周期で直下型地震が起きているわけではありません。
首都圏は世界的にも地震が起こりやすい地域で『地震の巣』とも呼ばれています。
大きな地震が発生したら他にも大地震が発生する合図かもしれないのです。
過去の直下型地震発生周期を見ても1年起きに起こっている年もありますので、
南関東地区の方はM6以上の地震は要注意です。
首都直下型地震の政府被害予想は大げさすぎる??
この首都圏直下地震でもたらされる被害予想は、
負傷者21万人以上とされていて1万人以上が帰らぬ人となる見込みです。
さらに直下型地震の場合は緊急地震速報が地震後に届くと言われており、
事前に安全対策をとる事が難しいのです。
しかし、この被害予想は少し大げさかもしれません。
というのも首都圏での過去M7クラスでの被害は30名未満の
震災がほとんどでした。
政府の最新予想はあくまで最悪のケース。
首都圏ではなく人口が密集している東京でに発生シナリオです。
首都圏はお話ししたように1都6県の南関東全域の総称。
人口が少ない過疎地域ならもちろん被害数も抑えられるわけです。
先ほどお話しした30年以内に70%の確率も首都圏、
いわゆる南関東のどこかで起こる70%ですから被害数はもっと少ない可能性が高いでしょう。
何にせよ天災ですからコントロールはできません。
来たるべきに備えて最良の準備はしておく必要はありますね。