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東日本大震災から早くも5年以上が経過し、
先の熊本地震も少しずつですが過去の地震となっていています。
近年起きたこの2大地震の影響なのか、全国各地で余震とも見られる揺れが続いています。
地震学者や研究機関もこの余震がさらに大きな地震に連動するような示唆もしており、いつ次の大地震がどこで起こってもおかしくない状況です。
さて今回は、特に今後危険地域と予想されている大阪や関西地区の地震予言や予測など地震情報まとめをお届けします。
2017年以降は大阪が危ない?!熊本地震の余震が関西を襲う
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ここ数か月で増えてきた関東地区での地震が東日本大震災の余震であると、
武蔵野学院大学の島村特任教授は説明しています。
さらに東日本大震災クラスの規模の余震は今後100年以上も続くと話していて、
まだまだ予断を許さない影響が残っているのです。
この大地震の影響による地震が関東大震災や首都直下型地震などの
更なる大地震を誘発するとも言われていて関東地区は不安が続く状態ですね、
では関西は大丈夫なのか??
というと実はそうではありません。
関西は熊本地震の余震の影響を受けている危険地域で、
大阪、兵庫南部、奈良、和歌山などの南近畿は特に注意が必要なのです。
さらに関西での余震は南海トラフへ連動する可能性もあり、
余震だからと甘く見るレベルではないのです。
どうして九州で起きた地震の余震が関西で起こるのかですが、
それは中央構造線による影響です。
中央構造線とは何??
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中央構造線とは西日本を真っ二つに割るように伸びている大断層で、
地震を発生させる活断層も含まれている地震頻発地帯なのです。
過去の中央構造線上で起こった地震もM6~7クラスと規模も大きく、
周期も10年~50年と読めない地震サイクルになっています。
直近でいうと先の熊本地震も中央構造線で起きた地震で、
過去の歴史の中でも最も大きな地震となりました。
そんな大地震が起こるリスクを抱えている中央構造線上に当たる関西南部、
特に大阪、兵庫、奈良、和歌山は注意が必要なんです。
2016年5月3日には和歌山紀伊~大阪南部と連動した地震が起き、
まさに中央構造線上での連携地震だと話題にもなりました。
また、中央構造線上で発生する関西地域での地震は熊本地震の余震とも考えられます。
中央構造線の最南端である熊本から東へ少しずつ移動している形で地震が起きているのです。
この余震は東日本大震災と同様に向こう100年続くとも言われていて、
大阪や関西地域ではまだまだ注意が必要ですね。
大阪に震度6以上の地震が来る?!関西地域の地震予測
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危機管理のためにも大阪や関西での今後の地震予測は必須です。
関東地区での地震も警戒が必要ですが、関西にお住いの方も気は抜けません。
2017年以降も要注意が必要な関西での地震予測が
政府発表の『全国地震動予測地図』にて公開されました。
今後30年以内に震度6弱以上の地震が起こる可能性が高い近畿各県は・・・
- 1位 奈良県 61%
- 2位 和歌山県 57%
- 3位 大阪府 55%
- 4位 兵庫県 45%
- 5位 京都府 13%
- 6位 滋賀県 11%
↑「全国地震動予測地図」2016年最新版より
なんと中央構造線上に当たる県の確率が異常に高い!!
近畿北部は割と可能性は低いと政府も予想しているわけですね。
ちなみに全国1位の件は千葉県で85%の地震発生確率とダントツ・・・
やはり関東もヤバいみたいですね。
▼千葉での地震が多い!!相模トラフに気を付けろ⇒ここをクリック!
この確率が高いからキケン、低いから安全ではなくあくまで過去の歴史から見た可能性であると
地震調査委員会の平田直委員長は言います。
事実、熊本大地震も政府的には完全にノーマークな危険度は低い県だったのです。
南海トラフとの連携も十分に注意して関西地域の方は今後も地震情報にアンテナを張ってくださいね。
まとめ
関東での地震が注目されていますが、実は関西も油断できません。
特に大阪、奈良、兵庫、和歌山は要注意地域ですね。
熊本地震の余震から連動し南海トラフが起きる可能性さえあるのです。
中央構造線が九州から関西まで伸びている事も知っておくべき事項で、
今後の九州~四国~関西のラインでの地震は要チェックですね。