フィジークの絶対王者ジェレミーブエンディア。
ジェレミーはミスターオリンピアでフィジーク4連覇という前人未到の経歴を保持。ボディビルのように歴史が深い競技ではないので、オリンピアのフィジークはほぼジェレミーが優勝しているという凄まじい戦歴なんです。
今回は世界一カッコいいカラダを持つ・・・
ジェレミーブエンディアのトレーニング、サプリ&食事についてご紹介していきます。
ジェレミーブレンディアとは?
画像引用:https://bodymakingtips.com
Jeremy Buendia(ジェレミーブエンディア)
- 生年月日: 1990年10月10日
- 身長: 173㎝
- 体重: 74~75㎏(コンテスト時) 83~85㎏(オフシーズン)
- 出生地:カリフォルニア州サンノゼ
- 現在の居住地:ローズビル、カリフォルニア州
ジェレミーはIFBBプロのフィジーク選手で、2014年以降ずーっとオリンピアで優勝し続けているフィジーク絶対王者です。
フィジークはカッコいいカラダの代名詞的なコンテスト。そしてオリンピアと言えば世界ナンバーワンを決める大会ですから、オリンピアで優勝しているジェレミーは世界一のカッコいいカラダの称号を持っているという事です。
また、ジェレミーはフィリピンとアメリカのハーフという事もあり、アジア人の遺伝子でも世界チャンプになれる事を証明した選手でもあります。日本人にとっても海外で活躍したい選手にとっては希望になりますよね。
最近では日本人でも世界で活躍している選手も多くなってきましたし、日本団体のNPCJもプロ化されました。
- NPCJ が米国 IFBB PROFESSIONAL LEAGUE と単独契約→https://npcj.jp/information/8591/
プロ化で盛り上がりが加熱してますので、今後はさらに多くの日本人選手がプロとして海外で活躍する機会も増えるだろうと予想されます。
ジェレミーブエンディアのトレーニング
画像引用:https://bodymakingtips.com
ジェレミーはハニーランボットというボディビル世界チャンプ『フィルヒース』を育成した名トレーナーから指導を受けています。
今回はハニーランボットがコーチングしたトレーニングプログラムを紹介して行きます。
1週間のトレーニングルーティン
- 肩&腹(高重量)
- 背中&脇腹
- 上腕二頭筋&腹
- OFF
- 胸&肩
- OFF
- 脚
トレーニングは5分割で1週間で全身が回るように設計されてます。フィジークは腹筋と肩の張り出しがキーマッスルなので、トレーニング頻度が高いですね。
特に腹筋は脇腹合わせて週に3回もトレーニング。スゴイ。。。ボディビルダーは腹筋しない選手もいるみたいですが、フィジークでは腹をやり込む選手が多いですね。
勝つために発達させる部位は高頻度でやり込む!日本トップフィジーク選手佐藤正吾さんも同じ事言ってましたね。
画像引用:http://blog.livedoor.jp
弱い部位は徹底的に鍛える。結局、これが最短距離なんでしょうね。
カラダ変えるなら地道にコツコツ鍛えましょう!
世界王者のトレーニング『FST−7』とは?
画像引用:http://kintoregasuki.com
ジェレミーのトレーニング方法で有名な『FSTー7』をしってますか?こちらもハニーランボットが考えたトレーニングです。
FSTとはFascia Stretch Trainingの略で、Fascia(筋膜)をStretch (伸ばす)Trainingです。
具体的には、
- その日の最後のトレーニング種目にだけ行う
- 種目はアイソレーション種目 ※レッグエクステンション、サイドレイズ、ケーブルクロスなど
- 10〜12レップスで7セット行う
- 7セットが終わったらウエイトなしか重量を下げて、限界までパンプさせる
これが基本的な方法ですが、筋膜を引き伸ばし筋容積を増やすために最後にストレッチをかける事もポイントです。
ボディビル日本チャンプの鈴木雅さんもアイソレーション系(収縮系)トレーニングの後に、ストレッチ種目を行う事で筋肥大を促進させるとセミナーでもお話しされてましたよ。
FSTー7はジェレミーだけでなく、ボディビル歴代オリンピアが何人も取り入れているトレーニング方法です。超一流トレーニー向けのトレーニングなので初心者はベーシックなトレーニング方法が安全で効果的だと思います。
十分にトレーニングに慣れた中級者以上におススメですね。
ジェレミーブエンディアの食事
画像引用:http://musclenutrition.biz
ジェレミーの1日の食事がEVOGENにて公開されていました。世界チャンプのフル食がこちら。
食事1
- 1カップ卵白
- 3オンスサーロイン
- ½カップオートム
- ¼カップブルーベリー
- 1.5スクープCell KEM ※
食事2
- 6オンスの鶏の胸肉、骨なし、皮なし
- 1カップ玄米
食事3
- 6オンスのティラピア
- 6オンスのサツマイモ
食事4(ワークアウト後)
- 6オンスの鶏の胸肉、骨なし、皮なし
- ¾カップ白米
- 1スクープGlycoject ※
- 1.5スクープCell KEM ※
食事5
- 6オンスのティラピア
- 3オンスのサツマイモ
食事6
- 8オンスのサーロイン
- 7オンスのアスパラガス
プレワークアウト
- 1.5スクープEVP ※
- 1.5スクープGlycoject ※
※はEVOGENサプリメント
食事は1日6食でサプリメントもトレーニング前後に入れてますね。この食事を毎日したら破産するぐらい良いメシ食ってます。さすが世界王者って食事。
1オンスが約30g、1カップが約225gなので量も凄まじいですね。1食で200〜300gの肉、魚を6回も食べてる。胃腸も世界レベルじゃないとここまでデカくならないでしょう。
Jeremy Buendiaのサプリメントについての考え方
画像引用:https://www.pictaram.org
ジェレミーは海外サプリメーカー『EVOGEN』と契約していますが、実はサプリメントについては積極的に取り入れてはいないようです。
こちらも海外フィットネスサイト『simplyshredded』でのインタビューでジェレミーはがサプリメントについての考えを話しています。
『What is your supplementation like?』
To be honest, I don’t supplement very hard. I take the basic Whey Isolate Protein and maybe a Fat Burner pre contest if needed. I rely heavily on my diet manipulations to ensure that I come in on point. I’m open to trying supplements but I haven’t necessarily needed them up to this point.
引用:http://www.simplyshredded.com
原文要約
『サプリメントは何をとりますか?』
正直言って、私はたくさんのサプリメントを使っていません。私は基本的なホエイアイソレートプロテインと、脂肪燃焼サプリをコンテスト前に必要に応じて取るだけ。ダイエットをサプリメントに頼りすぎると、減量を確実にできない。私はサプリメントを試すことができますが、必ずしも必要としているわけではないのです。
ちなみに『EVOGEN』はハニーランボットが代表を務めています。トレーニングもサプリもハニーランボットとの繋がりが深いですね。
海外選手はサプリをインスタやSNSでゴリゴリPRしてきますが、ジェレミーは宣伝が少なめ。逆に信頼性が高いですね。さすがチャンプ!
まとめ
フィジーク世界チャンプであるジェレミーブエンディア。今のところ絶対王者として敵なしです。そんなジェレミーのトレーニング、食事、サプリメントを紹介しましたが、初心者や一般トレーニーが真似しても効果的とは言えません。
世界王者になる遺伝子、積み上げてきた経験、取り巻く環境があってのジェレミースタイルです。あくまで参考に自分の環境に合わせてイイトコどりする事をおススメします。